BNLS注射なら短期間に部分痩せができる!?

BNLS注射は脂肪溶解注射の一種で、従来のものと比べると、短期間で小顔や部分的な痩身効果を得ることができ、体への負担も少ない治療です。そこで、今回は、BNLS注射の特徴 についてご紹介します。

BNLS注射の特徴やメリット

BNLS注射は、植物由来のデオキシコール酸を主成分とした薬剤を注射し、脂肪細胞膜を直接破壊して中性脂肪を取り除き、脂肪細胞を破壊することで効果を発揮します。破壊された脂肪は、静脈やリンパ管を通って自然排出されるので、顔やボディの部分痩せができるのです。

BNLS注射の従来のタイプは、BNLS neoですが、BNLS ultimateは、痩身効果が15%アップし、新たにL-カルチニン、アーティチョーク、カテキン、コエンザイムQ10 の4つの成分を配合することで、脂肪燃焼効果や肌の再生、老化防止効果が加わり、進化しました。

BNLS注射を顔に注入することで小顔効果が得られます。さらに、顔だけでなく二の腕やウエストなどのボディにも注入することができ、成分を注入した部位の脂肪細胞を選択的に分解するため、ターゲットを絞って部分的なダイエットができます。

また、BNLS注射は、注入した部分の脂肪細胞を減少させる効果があるので、中性脂肪が溜まる場所が少なくなり、太りにくくなります。一度分解された脂肪細胞は再生しないため、リバウンドのリスクが低いとされています。そのため、同じ部位に脂肪がつきやすい方や、部分痩せしたい方には特におすすめです。

メスを使用しないので、施術時間が短く、植物由来の成分を主成分とするので、ダウンタイムが短いのも特徴です。また、ほかの痩身治療と比較して費用が安いといえます。

BNLS注射のデメリット

比較的ダウンタイムが少ない施術ですが、針による血管の損傷や圧迫止血が不十分であったことが原因の内出血が起こることがあります。少しでもリスクや失敗を減らすために、カニューレや細い針を使用しているクリニックもあります。また、体質によっては、医師の技術力や針の種類にかかわらず、内出血が起こることがあるので注意が必要です。ただし、内出血してしまっても、個人差がありますが1週間前後で退色します。

また、BNLS注射は部分痩せにおすすめですが、広範囲な部位になると、使用する製剤の量が増え、体への負担や費用もかさんでしまうので、全身の痩身には向いていません。そのため、広範囲の痩身には脂肪吸引が適応になることがあります。

さらに、BNLS注射は1回でも効果は得られますが、1回の注射では不要な脂肪細胞をすべて減らすことはできません。そのため、充分な効果を得るには、脂肪の分布具合など個人差はありますが、複数回の施術が基本です。BNLS注射は1週間間隔で施術を受けることができるので、複数回施術を受ける場合でも短い期間で治療が完了します。

まとめ

BNLS注射は脂肪吸引や切開手術と比較すると、メスを使わないので、ダウンタイムが短く、体への負担が少ない小顔・痩身治療です。全身の痩身には不向きですが、顔や体の部分痩せには早く効果を実感できます。クリニックによって、注射できる部位が異なるため、自分が受けたい部分が受けられるかどうかを事前に確認することが大切です。また、部位によっては脂肪吸引や切開などほかの施術のほうが適応となることもあるので、事前に医師に相談することが必要です。